赤水沢ウォータートレック
№13 実施日 2018.6.26(火)
三日目は鳥獣センタからクマゲラの森を4キロ程歩き、桃洞渓谷と赤水渓谷を往復するウォータートレックです。 今回はNPO法人森吉山ネイチャー協会会長である宮野様に案内していただきました。鳥獣センターから出発したクマゲラの森では朝の爽やかな陽ざしが森に差し込み、ぶなの森の緑が一層爽やかに感じます。 クマゲラの森では所々のポインでの説明や写真撮影のポイントなどを教えてくれます。また、クマゲラの森は過去には木の伐採をしていたが、クマゲラの生息が確認されてからは伐採が中止され今に至ったため大木のぶな林が守られてきました。 他にヤチダモの遺伝子保有林でヤチダモの大木が多くありました。 クマゲラの森を3㌔程歩いてから、今回は先に桃洞渓谷の桃洞滝を見てから赤水沢分岐に戻り、赤水沢へ入渓しました。 兎滝を往復する予定ですが、時間によっては赤水本流分岐あたりで引き返す行程で歩きはじめました。雨が少なかったため沢の水量が少なく、足首程度の水量でした。そのため、コケが生えている岩盤が多くでていたり、小滝も全体に水量がなく迫力に掛けていました。しかし、大人の水遊びとして童心に返って所々の甌穴に注意しながら、思いっきりバシャバシャと歩きました。 途中のU字谷の1枚岸壁にはニッコウキスゲやトキソウ、コアニチドリなどが咲いていました。200万年前に玉川温泉付近での大爆発で火砕流が24キロ四方で1000m程積もった溶解凝固岩が雪や水で削られ、自然の造形美として一枚岩の渓谷が形成されたとの事です。 8時30分に出発してから兎滝・玉川分岐に13時30分に到着したため、兎滝には寄らない事として、赤水本流の甌穴12穴を 見てから戻る事としました。 桃洞・玉川分岐に戻ったのが15時30分で鳥獣センターには16時30分に戻り、約8時間の行程となりました。 参加の皆さん、前日に続き事故もなく良く歩きました。良く食べ、良く飲み、良く歩き、日頃の森林活動で心も身体も健康な先輩方には敬意を表します。 最終日は朝から大雨、レンタカーの借用が午後13時まででしたので、帰りがけに乳頭温泉に立ち寄り入浴してきました。 田沢湖駅に到着してから駅前の食堂で昼食と打ち上げを行いましたが、田沢湖、盛岡間が大雨の影響で運転見合わせとなっていました。田沢湖駅にはこまち18号が運転見合わせで停車しており、私達乗車のこまち28号までかせ運行中止となっていました。こまち18号の乗客は15時ころから6台の代替バスで盛岡に向かいました。私達は折り返しのバス待ちでしたが、どうにか16時20分に停車したこまち18号の車両が盛岡まで運行することが決まったため乗車することができました。 盛岡に到着後、次に発車するはやての指定席に変更乗車して約1時間遅れ程度で東京駅に到着する事ができました。 |
鳥獣センターを出発 am8:30 |
クマゲラの森 am8:34 |
ギンリョウソウ |
クマゲラの森 am8:47 |
ズダヤクシュ |
クマゲラの森 am9:08 |
ヤチダモ遺伝子保有林 am9:27 |
タニウツギ |
サワハコベ |
クマゲラの森 am9:48 |
クマゲラの森 am9:48 |
桃洞横滝 am10:10 |
桃洞渓谷 am10:27 |
桃洞渓谷 am10:28 |
桃洞渓谷 am10:29 |
桃洞の滝 am10:37 |
赤水渓谷 am11:28 |
トキソウ |
シロバナニガナ |
赤水渓谷 pm12:09 |
赤水渓谷 pm12:14 |
赤水渓谷 pm12:15 |
コケのあるところは湧水が出ています pm12:17 |
赤水渓谷 pm12:19 |
コアニチドリが咲いていました pm12:23 |
赤水渓谷 pm12:26 |
水苔とモウセンゴケ |
赤水渓谷 pm12:29 |
ここで昼食です pm12:32 |
赤水渓谷 pm13:11 |
赤水渓谷 pm13:11 |
赤水渓谷 pm13:25 |
赤水渓谷 pm13:26 |
赤水本流の甌穴12穴 pm13:33 |
赤水本流の甌穴12穴 pm13:33 |
赤水本流の甌穴12穴 pm13:33 |
赤水本流の甌穴12穴 pm13:33 |
赤水・玉川分岐 pm13:42 |
モウセンゴケ |
赤水渓谷 pm13:59 |
赤水渓谷 pm14:03 |
赤水渓谷 pm14:15 |
トキソウ |
コアニチドリ |
コアニチドリ |
赤水渓谷 pm14:21 |
赤水渓谷 pm14:21 |
赤水渓谷 pm14:23 |
赤水渓谷 pm14:50 |
赤水渓谷 pm14:52 |
桃洞・赤水分岐 pm15:24 |
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